感染管理の専門家の
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2019年7月12日(金)
雨時のいちばんの悩みのタネ、お洗濯事情。
最近では部屋干し用の洗剤など、いろんな便利商品が出ていますが、
おひさまを浴びたふかふかのタオルとは程遠い。それが現実ですよね。
お風呂上がりに部屋干しのバスタオルに顔をうずめた瞬間、
「あれ、なんだかクサい?」と気づいた時の残念な気持ち。
これ清潔なのかな?と疑問を感じたことがある人も少なくないはずです。
実は確かに、タオルが臭うというのは、菌がいるという証拠ではあります。
しかし、健康な人が感染するような菌ではないケースがほとんど。
快適度には問題ありですが、感染管理的には過度に神経質になる必要はありません。
では、気をつけるべきものとは何か。
案外知られていないのが、バスマットの衛生管理です。
バスマットはみんなで共有することがほとんど。
たとえば、家族のだれかが水虫だと、家族にうつってしまう危険があります。
家族が共有で使うものはこまめに洗濯。そしてしっかり乾燥させること。
ちなみに、キッチンや洗面台のお手拭きタオルも共有で使っているかと思います。
誰かが風邪をひいている時はわけて使うなど、
状況にあわせて気をつけてもらえたらと思います。