ジョキンズ

感染管理の専門家の
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6)身近な環境衛生

(1)アルコールワイプで環境清拭

オフィス内のデスク周りを各自で1日に少なくとも1回以上アルコールワイプで清拭消毒します。

清拭する場所は、キーボード、マウス、スマホ、デスク、引き出しの取手などの高頻度接触面

もちろん、オフィス内で共有する部分もアルコールワイプで清拭消毒しています。
また、営業車も使った人は乗車前と乗車後にアルコールワイプで清拭消毒します。

オフィス内の共有部分の高頻度接触面といえば、ドアノブ、スイッチ類、コーヒー・ウォーターサーバーなど

こちらが社内で大活躍のアルコール度数75%の高濃度アルコールワイプ!

(2)換気

各所で窓を開け、さらにサーキュレーターも稼働し、換気を行っています。

さらにこんな最新機器も導入。
換気具合を数値化するために、社内で導入された二酸化濃度測定器です!

二酸化炭素濃度の上昇で、換気具合を判断します。

寒くなってくるこれから、ずっと換気しながらというのは、寒くて仕事に集中できないというのが正直なところ。計測したデータを元に、開閉時間や間隔など換気時間を調整する予定とのことです。

(3)加湿

この季節、乾燥も気になるところ。湿度が40%以下にならないように、加湿器も作動させて感染しにくい環境を作っています。

サーキュレーターが付いていて遠くまで加湿された空気が飛ぶので、天井の高い部屋弊社では有効とのことで採用。

ヒーター式でフィルターがなく、清掃も容易なため、内部で菌が繁殖しやすい加湿器の中でも、感染管理的には特にオススメのモデルとのことです。

7)会議室の使用方法

会社で一番密が避けづらいのが会議室。そこでも、3密にならない工夫として、こんなことをしています。

  • (1)会議室の座席は最低でも1m以上空ける。
  • (2)会議室を使用する人数は出来るだけ最少人数、かつ、時間も短くする。
  • (3)参加者全員が必ずマスクする。
  • (4)会議内容を考慮しつつ、会議室のドアは開放する。
  • (5)換気扇、サーキュレーターも作動させる。

座るのは白い矢印の部分。

会議使用後は、使った人が必ずアルコールワイプで高頻度接触面を清拭消毒。

会議室のテーブル、椅子、リモコン、スイッチなど、を拭いていきます。

来客の方が触れた受付電話、玄関ドアノブもアルコールワイプで清拭消毒します。

それらに加えて、マスクを外す機会が増えるため、来客時のお茶・お水の提供も中止しています。

8)健康管理

最後は健康状態の報告です。

発熱や風邪症状がある場合は、当然ですが出勤はNG。

多少体調が優れない場合はもちろん、家族で体調が優れない人がいても必ず上長に報告・相談し、テレワーク等に切り替えます。

当然、お客様への訪問もNGです。

以上、8つのルール、参考になりましたでしょうか。

これらルールを守って対策することは、感染のリスクをかなり軽減できると思いますが、それでも残念ながら100%感染しないとは言い切れません。
特にこれだけ感染が拡大している今、誰であっても感染の可能性はあります。

だからこそ感染した人を責めるようなことはしないという配慮は、非常に大事です。

また、感染したことをオープンにしづらい環境を作り、感染の兆候があったのにそれを隠して仕事をしたりすることは、職場をクラスター化させてしまうことにつながります。
体調が悪いと言える環境づくりテレワークや休暇をもらいやすい職場環境づくりも、日々の感染対策と同様にクラスター化の回避には大事な点といえるでしょう。

今年もあと3週間。
是非とも健康に2021年が迎えられるように、参考になればと思います。

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