ジョキンズ

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Interview

医療従事者インタビュー

教えて、並木さん!

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Vol. 03
「感染に強いカラダづくり。」

感染管理の専門資格である
感染管理認定看護師である並木弥生さんに
家庭での感染予防のあり方について聞いてみました。

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並木 弥生

Yayoi Namiki

1991年より看護師として都内病院に勤務。2008年に感染管理看護師(ICN:Infection Control Nurse)の資格を取得。感染管理の広い普及のために、感染対策に関する様々なセミナー・講演会にも登壇。40歳を越えてからトレイルランニングをはじめ、100kmを超える山道を走破するタフなレースに挑戦。ヨガ講師の資格も取得するなど、健康的な心と体、生活のあり方を考えることはライフワークとなりつつある。

2019年7月1日(月)

vol. 03

感染に強い
カラダづくり。

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40歳からトレイルランニング、はじめました。

週末はほとんど山にいます。
数年前からトレイルランニングにハマってしまい、大会に出たり、トレーニングに励んだりしています。
先日は129kmの大会に出て、完走することができました。山あり谷ありのデコボコ道を走るスポーツなので怪我はつきもの。いつも傷だらけの泥んこになっています。
なぜそんなに過酷なレースにチャレンジするんですかと聞かれるのですが、達成感がクセになるんですよ。女性が出産した後、苦しみを忘れちゃうのと同じだと個人的には思っています。

kv2
自分の体を知ること。ストレスを抱えないこと。
無理しないことが大事かなと思います。

走ることで、自分の体のことを考えるきっかけにもなったように思います。
心拍、体温、水分。100kmをこえるタフなレースは体の管理が第一です。
ヨガのインストラクターの資格も持っているのですが、ヨガやホリスティック医学など、仕事をこえていろんなことに自分で興味をもって学ぶようにもなりました。副交感神経と交感神経をバランスよく保つためにはどうしたらいいのかなとか。
私はもともと喘息持ちなんですけど、発作の頻度もさがってきました。ストレスを抱えないことが一番なのかなと思います。
不妊症の人が増えていると言われていますが、実はストレスが与える影響も大きいのではないかとも思いますね。考えすぎることが、本人の負荷を与えてしまう。そう考えると、感染予防もあまり神経質になっちゃうとストレスになるので、無理をしすぎないように続けられることが大事かなと思いますね。

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(Vol.04へつづく)