ジョキンズ

感染管理の専門家の
知識とノウハウをご家庭に。

2020年3月13日(金)

新型コロナウイルスの予防で「手洗い」「手指消毒」の重要性が報道されていますが、 でも、いったいいつ「手洗い」「手指消毒」するのが効果的なのでしょうか?
家族みんなで考えられるよう、ある男の子の絵日記を用意いたしました。






答える前におさらいしよう!

手洗い(手指消毒)をするタイミング
  • ・ 食事など、食べる前にはしよう!
  • ・トイレに行った後はしよう!
  • ・家に入る前にはしよう!
  • ・人がいっぱい触る場所に触れた後はしよう!

1. 遊具で遊んだ後は手を洗おう!

ブランコなど、公園の遊具は、みんなが触れるもの。みんなの手が触れる場所には菌やウイルスが多い場所と言われています。 近くに水道があったら、水洗いでもいいから手を洗いましょう!

*冷たいけど、ちゃんと洗えたら金メダル!!
*もし、アルコール手指消毒剤を持っていたら、さらにG O O D!(今はなかなか手に入らないけど、持っていたら積極的に使いましょう。)
*乾いた清潔なハンカチを使おう。乾燥させることも大事。

2. 基本中の基本!家に帰ったら手を洗おう!

外から帰ったばかりの手は菌やウイルスがいっぱいいます。 基本中の基本ですが、帰ったらちゃんと石けんで手を洗いましょう!

  • *アルコール手指消毒剤や除菌シートが売り切れたりしていますが、感染管理の基本は流水の手洗いです。大人もしっかり手洗いをしましょう。

3. これも基本!食事前には手を洗おう!

食事をする時は、菌・ウイルスも一緒に体へ入る可能性が高いです! 病気にならないためにも、食事前には必ず手を洗いましょう。


4. 電車のつり革に触れた後、気にしていますか?

満員電車、感染のリスクがあると気にされている方も多いかと思いますが、空いていても、注意したい場所があります。それは電車のつり革。 混雑具合にかかわらず、つり革・手すりは多くの人が触っている場所なので、菌・ウイルスがたくさんいる可能性が高いです。 手軽にアルコール手指消毒剤が使えればベストですが、近くのトイレなどで手を洗うことも効果的です。


さて、短い絵日記の中にもたくさん手を洗うタイミングがありました。 こんなに洗わないといけないの!?と思ってしまった方もいらっしゃると思います。 全て行えれば感染のリスクは減りますが、「ここじゃ、手が洗えない!」という場面もあるはず。
そんな時には、こんな方法がオススメです!

首からを上を触れないようにしよう!

首から上は粘膜が多く、菌やウイルスに感染しやすいです。

保湿も感染対策につながります

手をたくさん洗うことは大事ですが、この時期、手荒れが気になりますよね。 あかぎれなどで、皮膚が傷つくとそこから感染のリスクがありますので、保湿をしっかりすることも感染対策です。

<まとめ>

「手洗い」は小さい頃からお馴染みの感染対策ですが、いざ、気をつけてみると意外と発見があるかと思います。
需要が高まり、感染対策グッズが手に入らず、不安になる方も多いと思いますが、これを機会に一番簡単にできる感染対策「手洗い」を見直してみてはいかがでしょうか?


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