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2020年7月31日(金)
汗ばむ季節になり、マスクが息苦しくなってきたなぁと
うんざりされている方も多いのではないでしょうか。
着用してはいるものの「惜しいつけ方」になっている人もちらほら。
慣れてきた頃が一番油断しがちなので、気を引き締めたいところ。
改めてマスク着用の仕方について、おさらいしたいと思います。
<解説>
着用後のマスクの表面はできるだけさわらないようにしましょう。
マスクごしに息を吸ったり吐いたりしているわけですから、
たとえウイルスがついていなかったとしても、ゴミや埃が付着しがち。
表面をさわったら、手洗いなど必ず手指衛生をしましょう。
<解説>
ウイルスは粘膜から体内に侵入して感染を引き起こすため
鼻も感染経路になりえます。しっかりガードしましょう。
また、マスクは自分を守るためだけではなく、
人にうつさないためのものでもあります。
鼻・口がしっかり隠れているか、顔とマスクの隙間がないか、
着用後のチェックも忘れないでくださいね。
<解説>
帰宅後、外したマスクをテーブルの上にポンと置いたりしていませんか?
マスクの表面にはゴミや埃、ウイルスが付着している可能性があるため、
使い終わったマスクは表面を触らないよう、ひもの部分をもってちゃんとゴミ箱へ。
また、捨てた後は手指衛生も忘れずに。
ゴミ箱も感染源になる可能性があるため、小さなお子さんがいるご家庭では
蓋付きのゴミ箱にするなど、工夫が必要です。
“惜しい”というわけではありませんが…
気温が上がるこれからの季節、特に気をつけてほしいことを最後に!
<解説>
マスクの着用は、着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、
血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
夏の炎天下など、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、
熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離
(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
また、マスク着用時には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくても
こまめに水分補給を。人との距離を十分にとれる場所で、
一時的にマスクをはずして休憩することをおすすめします。
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<参考文献>
厚生労働省HP
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html