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2020年5月29日(金)
非常事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスの猛威はまだまだです。第二波の可能性も叫ばれ、政府は新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表され、外出の自粛もまだまだ必要と言えるでしょう。
しかし、ずっと家にいるのも、気楽とはいえストレスがたまるもの。
テレワーク中やオンライン授業も増えていますが、やってみたけどいまいち集中できない・・・! なんてことはないでしょうか?
今回は、以前JOKIN’S presents スペシャルインタビューにも登場いただきました、
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーで、2度のオリンピックで日本選手団公式トレーナーとして帯同された
まずどれくらい猫背気味かチェックしてみましょう。
肩幅に足を開き自然体でリラックスして立ってみます。
この時、左の写真のように手の甲が前方を向いているほど肩甲骨が正常な位置より外側に開き、姿勢が崩れているといえます。
正しくは右の写真のように人差し指の側面が前方を向く姿勢です。エクササイズを行った後に改善したかもう一度チェックしてみてください。
座り姿勢が崩れている多くの場合でカラダの胸側が縮み、背中側が伸ばされている状態があります。つまり改善のコツはその逆の使い方、胸側を伸ばし、背中側を縮めることです。それでは実際にエクササイズを行っていきましょう。
① 椅子に浅めに座ります。
② 背筋を伸ばしたまま前かがみになります。
③ 右手で左足首をつかみます。
④ 扇が開くように左手をゆっくり上げ、胸の前を伸ばします。
※この時、目線は左手指先を追いましょう
⑤ いけるところまでいったら深呼吸しながら10秒キープします。
⑥ 逆も同じように行い、それぞれ2~3セット行ってみて下さい。
① 椅子に浅めに座ります。
② 肩甲骨を引き寄せて胸を張り、後ろで手を組みます。
③ 首は楽にうなだれ、肘を伸ばしたまま腕を前方に持ち上げます。
④ いけるところまでいったらゆさゆさと前後に腕を10秒程度動かしましょう。これを2~3セット行ってみてください。
⑤ 最後にそっと起き上がりましょう。
① 椅子に浅めに座ります。
② 肘を曲げたまま肩甲骨を引き寄せながら胸を張ります。
※この時、肘が耳の位置よりやや後ろに来るまで引きます。
③ 肩甲骨を引き寄せ続けながらバンザイを10回行います。
※常に腕は耳の位置より後ろで動くように意識しましょう。
④ 2~3セット行ってみてください。
3種類のエクササイズを行ってもう一度チェックしてみてください。
リラックスして立ち、最初より人差し指の側面が前方を向いていれば良い姿勢に近づいたといえるでしょう。
さていかがだったでしょうか?
次回は、なんと、「ステイホーム中、免疫向上に繋がるエクササイズ」です!お楽しみに!!
部谷 祐紀 Yuuki Hidani
1979年生まれ、広島県出身。