感染管理の専門家の
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2020年3月19日(木)
新型コロナウイルスに関する感染管理をよりわかりやすくお伝えできればと、実施しました一問一答の第二弾です!
いろんな情報が飛び交う中、「こんな場合はどうすればいいの?」「どうしたらいいかわからない!」と言った疑問にJOKIN’Sを運営します、モレーンコーポレーションの代表、草場恒樹さんに今回もお答えいただきます。
草場恒樹 Tsuneki Kusaba
株式会社モレーンコーポレーション 代表取締役社長<解説>
人数よりも、人の密度が重要です。感染リスクを避けるためには、厚労省の専門家会議でも次の3つの条件が重要であると勧告しています;
<解説>
アルコール手指消毒剤がないからといって、怪しい薬剤に手を出さないで下さい。見分けるポイントは製品表示に「医薬品」または、「医薬部外品」の表示があるかどうか。この表示がない場合は、効果どころか皮膚に問題が起きる可能性も否定できません。アルコールが手に入らなければ、流水と石鹸で手洗いをして下さい(とても効果的です)。すぐに手洗いできない場合は、首から上を触らないようにしましょう。
<解説>
風邪症状の患者が集まる内科外来は避けるべきですが、予約診療がベースの歯科外来の待合室が特に換気に問題がない限り、大きなリスクはないと思います。待合室周囲の環境表面を触らないようにしましょう。出た後は手洗いを。また同時に、歯科医を含めたスタッフが手指衛生や手袋交換を患者ごとに実施交換しているかの方が新型コロナウイルスに限らず、心配なので、していないようでしたら実施を促して下さい。
<解説>
あまり心配し過ぎもよくないですが、コートやカバンは家の中に持ち込まず、玄関に置くようにしましょう。天気が良ければ、天日干しも効果的だと思います。紫外線はコロナウイルスに対して、強力な消毒作用があります。
<解説>
一般的に広い講堂で開催され、特に参加者が密に接触や会話をすることもないと思うので、大きな心配はないと思います。咳エチケットに気をつけて、トイレの後は念入りに手洗いを心がけて下さい。お子さんの晴れ姿に涙して、鼻水の付いたティッシュを放置しないようにして下さい。鼻をかんだ後の手指衛生も忘れずに。
<解説>
最も大切なことは、自分のお子さんに風邪症状がある時は、児童館に預けないということ。共働きでどうしようもない状況もあると思うので、本当に大変ですよね。でも、児童館でアウトブレイクが起きたら、多くのお子さんが苦しむことになり、全員が長期間、児童館を使用できなくなってしまいます。児童館で子供同士が接触しないというのは無理だと思うので、定期的な手洗い(特に飲食の前)、タオルやハンカチの共有の禁止、コップ等の食器の共有の禁止を管理者の方に徹底するようにお願いして下さい。
<まとめ>
以上、今回も草場さんにご回答いただきましたが、いかがだったでしょうか?
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